まさっちファーム

一口馬主で命名・G1口取り・種牡馬入りが目標

G1サラブレッドクラブ入会(40口へ挑戦)

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前回の記事に書きましたが、今後の一口馬主生活を、より楽しむためにどうしたらいいか、1か月以上考えてきました。どこのクラブに入会していても、多かれ少なかれ、自分にとっていいところと、悪いところがあるのは当然だと思っています。また、どのクラブにもルールがあり、そのルールの中で最大限に楽しむためにはどうするべきかを、自分の予算と合わせて考えるべきだと思います。

 

シルクは今や超人気クラブの仲間入りを果たし、簡単に希望馬に出資することはできなくなってしまいました。ですが、その年に一番欲しい馬に応募する、というスタンスはこれからも続けていきたいと思っています。そうすると、抽優馬の抽選に落選した場合にどうするか?を考えなくてはなりません。シルクでは、追加募集もありますが、活躍馬の大半は1次募集で募集された馬です。出資は年に一度しかないチャンスなので、一口馬主の趣味をより楽しむためにも、世代に最低1頭は出資したいと思っています。

 

そこで、出資したい馬に出資するためには、もう一つクラブに入会する必要があると考えました。となると、現在入会しているノルマンディーが、安い馬が多く、会費も安いので、サブクラブとしてはいいはずでした。ですが、このクラブを続ける気持ちにはなれなかったのです。それは第一の目標である、G1での口取りが、ノルマンディーで叶う未来が想像できなかったからです。

 

自分自身の将来の目標としては、サンデーTCに入会し、毎年出資することです。現在、ノーザンファーム生産・育成馬が多く活躍していますし、それは繁殖馬の質や育成施設・スタッフの充実度からも当然の結果であると思います。私の最大の目標であるG1での口取りを達成するためには、40口のクラブでノーザンファーム生産馬に出資することが一番の近道であると考えています。

 

つまり将来の目標を達成するためには、

 

・40口クラブであること(口取り当選確率が大幅に高くなる)

ノーザンファーム生産・育成馬であること(G1を勝つ確率が高くなる)

 

この2つを重要視していることに気が付きました。そして、その条件を満たすクラブがサンデーTCしかないと思っていたのです。サンデーTCは、常に活躍馬を輩出するため、40口であるにも関わらず超人気クラブです。さらにシルク同様、実績制をとっていますので、現状の予算を少しぐらい増やしたところで、希望馬に出資することは、抽選に賭ける以外は無理です。ですが、よくよく調べてみると40口募集でノーザンファーム生産馬の募集しているクラブがもう一つあったのです。

 

それがG1サラブレッドクラブでした。メイン募集馬は追分ファームの生産馬になりますが、他にも白老ファーム生産馬、そしてノーザンファーム生産馬も10頭近く募集されていたのです。もちろん募集馬の数も質もサンデーTCには及びませんが、G1TCのサイト上でノーザンファーム生産の募集馬を見て、資料請求してみることにしました。

 

 

G1TCに特別入会するにあたり、いいと思ったのは、

 

・入会金(33,000円)が無料であること

・月会費が1,650円であること

 

この2点です。G1TCはまだまだ歴史が浅いクラブですし、一口馬主DBなどで調べてみると、ここ2世代の成績はかなりひどい状況です。会員数を増やすために入会金無料にしてるのだとは思いますが、安くないだけにありがたいキャンペーンです。また、クラブの掛け持ちを考えている身としては、月会費が安いのは嬉しいことですね。

 

パンフレットとDVDが届き、募集馬をじっくりと見てみましたが、近年の低迷が嘘のようなラインナップだと感じました。もしかするとクラブを盛り上げるために、今年は募集馬の質を上げてきたのかもしれません。予算を気にしなければ、シーフロントの19、メーデイアの19、ビートリックスキッドの19がいい馬だと感じました。ほかにもパララサルーの19のように、クラブ所縁の馬の募集もあり、人気を集めていました。目についたのはノーザンファーム生産ではない馬ばかりですが、いい馬が多く、この世代からは活躍馬が出てくるのではないかと思っています。

 

ちなみにビートリックスキッドの19は、だいぶ余っているようなので、G1TCで追加を狙っている方は、成長を見守ってみてはいかがでしょうか。まだまだ線が細く、頼りなく見えるので今買うには少しリスキーですが、体のラインが非常にきれいで、筋肉が柔らかそうに見えます。今後の成長次第ではありますが、馬体に幅が出てきたら、オープンクラスまで狙える器だと思っています。

 

私が今回、特別入会したのはビバリーヒルズの19に出資したいと思ったからです。1口50万で、現在出せる予算のギリギリですが、ノーザンファーム生産で、G1TCに所属していたシルバーステート産駒です。シルバーステートは福永騎手や藤原調教師など関係者からの評価が非常に高く、怪我のせいで大きなタイトルには縁がありませんでしたが、かなりの潜在能力を秘めていたはずです。福永騎手は今年2冠を取っているコントレイルより潜在能力は上と話したようで、種牡馬としての期待は非常に高いと思います。

 

母のビバリーヒルズを見てみると競争成績こそ平凡ですが、祖母はブリリアントベリーで、母の兄弟にはG1馬カンパニーをはじめ、レニングラードヒストリカルなど重賞馬もおり、勝ち上がり率もかなり高い優秀な牝系です。またノーザンテーストの血の影響なのか、丈夫でじっくりと成長してくれるのも素晴らしいと思います。私は出資する際、牝系を重視しているので、非常にポイントが高かったです。

 

デイトンウェイ(ビバリーヒルズの18)が昨年、シルクで募集されて、牝系の良さと手頃な価格で注目していましたが、残念ながら出資候補でもれてしまい、最終的には応募はしませんでした。シルクで近況を見てみると、初仔ながら順調に育っているようで、安心しました。

 

中間発表では常に人気の上位にいて、とても当たるような確率ではありませんでしたが、ビバリーヒルズの19を第1希望にして、第2第3は書かずに当たればラッキーくらいの気持ちで応募してみました。

 

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7/3が抽選結果の発表だったのですが、前日の7/2に最終人気上位馬が下記のように発表されました。 

 

 2020年度募集馬・第1次募集の最終人気上位馬

下記の募集馬につきましては、第1希望が40名を超える人気となりました
※( )内は第1希望の票数


ビバリーヒルズの19  (170)
パララサルーの19  (124)
リープオブフェイスの19  (106)
スキャットレディビーダンシングの19  (92)
シーフロントの19  (85)
メーデイアの19  (81)
ブランネージュの19  (81)
クリアンサスの19  (78)
サンソヴールの19  (75)
ヌチバナの19  (52)
ピュリティゴールドの19  (51)
マラムデールの19  (51)
アニマトゥールの19 (49)
イチオクノホシの19  (45)
ガーネットチャームの19  (42)

 

なんと最終的に頭一つ抜けた、1番人気でした。G1TCでは40口の内、10口を抽選で選び、残りの30口を実績順で振り分ける、サンデーTCと同じ方式をとっています。つまり当選確率は1/17となり、6%以下という狭き門だったのです。

 

この確率を見ると当たる気がしなかったのですが、面白そうなクラブなので来年もいい馬が居たら、また挑戦してみようと思っていました。新規なので、縁がなければシルクに集中すればいいので、かなり気楽でした。

 

そして発表当日

 

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なんと当選している( ゚д゚)

 

仕事中にスマホでチラッと見たのですが、信じられずに何度も見直してしまいました。これほどの確率の抽選を、一度のみの抽選で当選したのは初めてではないでしょうか?

 

このような経緯で、素晴らしいご縁があってG1TCに入会することになりました。新規で資料を取り寄せ、一次募集で第1希望に出資できるのは初めての経験です。40口クラブですし、募集のスケジュールからも、しばらくはG1TCがメイン、シルクがサブクラブ一口馬主を楽しんでいきたいと思います。

 

6月のG1TCで一番出資したい馬に応募し、当選した年はシルクでは応募しないか抽優1頭のみ、落選したらシルクに全力という方針です。そして、もっと予算が増やせるようになったら、シルクからサンデーTCに変更したいと考えています。そのため、できる限りG1TCで出資することを優先し、シルクでの出資は極力控えるようにし、退会しやすい準備はしていきたいと考えています。

 

G1TCの関係者の皆様、会員の皆様、ビバリーヒルズの19に出資の皆様、どうぞよろしくお願いします。一緒にG1TCを盛り上げていきましょう。

 

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